基本方針
令和5年度 愛媛県PTA連合会基本方針
愛の手で未来を築くPTA
~愛顔(えがお)あふれる子どもたちとともに~
愛の手で未来を築くPTA
~愛顔(えがお)あふれる子どもたちとともに~
1 目標
愛媛県PTA連合会は、家庭・学校・地域及び関係諸機関と連携・協働して、豊かな心・健やかな体・確かな学力を育むための環境づくりに向け取り組む。そのために、児童・生徒の安全を守り、命の大切さを教え、いじめ・不登校・児童虐待問題等の根絶を目指すとともに、信頼関係の構築、情報交換、実践支援、防災意識の向上、被災地支援等の活動を行い、新しい時代に即した活力あるPTA活動の創造とその推進に努める。
2 活動内容
(1) 会員の意識と連帯感の向上を図るPTA活動
- PTA活動や教育についての今日的な課題を把握するために、子どもや学校・家庭・地域社会の実態調査をもとに分析を行い、PTA活動に対する要望を把握する。
- 子どもの発達段階に応じた教育の在り方の研修や情報提供を行い、保護者の子育てを支援する。
- 会員意識の向上や会員相互の連帯感を深めるために、各種事業や研究大会を企画・運営する。
(2) 子どもたちの健全育成を図るためのPTA活動
- 有害情報から子どもたちを守るための啓発・研修活動に努める。
- 食育をはじめとする子どもの望ましい生活習慣の確立(「早寝・早起き・朝ごはん」運動の推進等)や保健活動推進のための研修活動に努める。
- 子どもの健全育成にかかわる先進的取組・研修会の情報を発信する。また、感謝の気持ちを育むために、毎月10日を「ありがとうの日」とする。そして、人間関係構築のために、家庭・学校・地域でのあいさつ運動を推進する。
- 子どもたちの自主性を大切にしながら自立を支援し、子どもたちの生きる力を育てるPTA活動を推進する。
- 将来の文化の担い手である子どもたちの豊かな人間性と多様な個性を育むことを目的とし、多彩な文化芸術を体験できる事業の推進に努める。
(3) 人権教育を基本にしたPTA活動
- 日常生活そのものが人権感覚を培う場であることを認識し、家庭生活をはじめ、PTA活動すべてに人権教育を織り込み、人権尊重・生命尊厳の精神の高揚に努める。
- 人権・同和教育、いじめ防止対策推進法や、児童虐待防止法、障害者差別解消法等についての理解を深め、いじめ・不登校・虐待等の問題解決を中心に、あらゆる人権問題の解決に努める。
- 特別支援教育への理解と認識を深める活動を推進し、すべての子どもの可能性を最大限に伸ばす環境づくりに努める。
(4) 読書活動の推進と広報活動の向上を図るPTA活動
- 子どもの読書活動を県下全域で推進し、子どもたちの教育環境の充実を図る。
- 地域の図書ボランティア等のリーダーと連携し、地域への啓発と活動の輪を広げる。
- 広報紙及びホームページを通して、県P連や県P連各委員会の情報発信に努め、県P連・郡市町P連・単位PTA間の情報交換を図る。
(5) 安心・安全な生活環境条件の整備・充実に努めるPTA活動
- 子どもたちが心身ともに健康で、かつ安心して生活できる環境整備を推進する。
- 教育関係諸機関・諸団体との連携を強化し、コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進等、教育諸条件の整備・充実に努める。
- 会員のための親子安全互助制度の維持・運営に努め、こども総合保障制度の適正な普及を図る。
(6) 防災意識を高め、生命を大切にするPTA活動
- 学校・地域とともに、防災意識の向上に努める。
- 行政機関との連携を強化させながら、被災地支援等の活動を実施する。
3 具体的方策
(1) 本部役員会、理事会、事務局長会を充実する。
(2) 総務栄典委員会、人権教育・健全育成推進委員会、広報委員会及び親子安全互助会を充実する。
(3) 教育関係諸機関・諸団体との連絡を密にし、連携・強化を図る。
(4) 教育振興助成金事業の推進により、郡市町P連の活動の活性化を図る。
(5) 媛県幼稚園小中学校高等学校PTA連合会連絡協議会と協同しながら運営に当たる。